バイク用インカム B+COM SB4X レビュー

数ヶ月前からバイク用インカム B+COM SB4X を使い始めました。
折角なのでレビュー残しておきます。

結論から言うと、一度使ったら手放せないツーリング必須アイテムとなってしまいました。

「B+COM SB4X」はグループ通話が可能なバイク用インカム

B+COM SB4X は、ヘルメットに取り付けてバイク乗車中に最大4人(別売りのB+COM Station使用で最大6人)でのグループ通話が出来るバイク用のインカムです。


組み立ては至って簡単

構造は至極単純で、本体にマイクとスピーカーを接続するだけで組み立て完了。
後述するスピーカーの取り回し、ヘルメットへの本体の取り付けが終わってから接続します。

ヘルメットへは自力で取り付け可能

取り付けも、それ自体は説明書を見ればどなたでも簡単にできます。

スピーカー

ヘルメット内にスピーカーを配線、スピーカー部をヘルメットインナーに付属の両面テープで貼り付けて取り付けを行います。

耳に負担がかからず、よく聴こえるポジションを探すのが大変です。
唯一面倒なのがこの工程になります。

本体

B+COM本体、正確には本体をはめ込んだ台座のようなものとヘルメット側それぞれに
片面がマジックテープになった付属のシールを貼り付け、取り付けを行います。

なお貼付けに失敗しても、シール等の小物はB+COMを取り扱っているバイク用品店で個別に購入可能です。

マイクは2種類から選択可能

マイクはアーム型(可変)とケーブル型があります。
どちらも先端にマイクがついています。

顎がないメットの場合はアーム型を使うことになります。
フルフェイスはどちらでも可。

マイクの取り付け自体は、本体の先端にはめ込むだけと至って簡単。

取付け/取外しが楽なのはアーム型です。

ケーブル型だと上図の様に、マイクをメット内部の口の部分に取り付けた袋のようなモノに入れることになるため、若干の手間がある為です。

風切り音/エンジン音等入りにくいのはマイク部をメット内部につけるケーブル型です。

自分は、ケーブル型を使用してますがボソッと呟いた事なんかも仲間には聞こえているようです。
逆に仲間はアーム型を使用していますが、高回転時は小さい声だと聞き取り辛い事があります。

2台のペアリングは2ステップ

2台の接続であれば2ステップで完了。

3台以上のペアリングの場合は少々ややこしくなる為、説明書を見て正しい手順で行います。
(最初、説明書を見ず何となくで3台のペアリングを試み時間がかかってしまいました。
それでもペアリングできましたが^^;)

2個セットのものを買えば、最初からペアリングされています。

バイクで使うことがよく考えられている仕様

肝心な使用感のレビューです。

操作性

取り付けさえ行えば・・・

・電源のオンオフ
・音量の上げ下げ
・ペアリング
・通信の開始/終了

全てヘルメットに取り付けたまま、かつ手袋を付けたまま行うことが可能。

充電については、本体を外してminiUSBで行いますが
面倒であればヘルメットに取り付けたままで充電可能w

仕様・性能

防水性

法律?等がからむ大人の事情で「防水」ではなく「防滴」となっていますが
ゲリラ豪雨の中1時間走行(死ぬかと思った…)しても問題なしの事実上の防水。

メーカーでもテスト済み。

音質

極めてクリア。ノイズで声が聴こえない等は皆無

名古屋市の栄の中心街を走行中に若干ノイズが入りました。
ごみごみしたところなので何かの電波を拾っていたようですが
会話が途切れたり等は一切無くわずかな雑音というレベル。

通信可能距離

マニュアル上最大1.6kmとなっていますが、実質体感200m前後です。

間の障害物の有無で通信可能距離が若干変動。
普通に使っていて困ることはまずないです。

通信が途切れそうになると、和製の弦楽器を弾いたようなビロンベロンという音がして若干ホラーw

電池持ち

・待ち受け約500時間
・通話が最大16時間
・オーディオ再生最大18時間

となっています。

全て試したわけではありませんが、十分ですね。

実際早朝から夜までほぼ通信し続けた事がありますが、ちゃんと持ってくれました。

さらに充電が早い早い。(取扱説明書には2時間と記載)

一度使ってしまったら手放せなくなる必須アイテムに

何がいいかって、久しぶりに会った(数少ないw)友人と、話しながら走れるのがいいですね。
普通ならこうは行かず、マスツーでも走行中は無言で孤独ですからね。

あとは・・・

トイレ行きたい!
ガソリン無くなる!
信号に引っかかった!
次の交差点右折!
ウィンカー出っぱww

等すぐ伝えられるのでマスツーのストレスが激減しました。
仲間を気にして走るとどうしても他への注意力が落ちますので、安全面から考えてもいいですね。

ソロツーリングでも、スマホ等とペアリング可能であるため、
ナビの音声を聴いたり音楽を聴いたり等大活躍です。

その場合マイクを取り外して、代わりに取り付ける防水キャップが付属しています。

始めは(数少ないw)バイク仲間に、

「無理にとは言わないけど2個セットを一緒に買わない?」

と誘われて

「一人で付けてても意味ないし、そんなん言われたら断れへんがな( ゚д゚)」

と実際かなり無理して購入したのが全ての始まりでしたが・・・。
今ではツーリング時の必須アイテムとなり、万が一壊しても迷わず再購入するレベルです。

バイク買った!
ライディングギアもバッチリ!
さぁ次はリプレースマフラーでも...となるところですが!

本当に便利な商品ですので、購入検討されては如何でしょうか。
仲間内でも、今ならパイオニアになれるかも?

以上、駄文&長文ではありますが、購入検討時の参考となれば幸いです。

B+COM

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