使用モデルのEZONE 98の売上が数倍になっているそうですね。
推測するにこのEZONE 98というモデルも上級者向けのものなのでしょうね。
スノーボードにも様々な板があり、トップライダーが使用するような
上級者用カービングボードのみに限定しても多くのモデルがあります。
大坂選手の話ではないですが、スノーボード のいいところは
トップライダーが使用している板と大きく変わらないものが
普通にモリ◯ポなんかで購入できることだと思います。
ですがこの手の板は値段が高い。
そのため板選びに失敗したくないと思うのは自然な話。
そんな方の参考になればと、今までこの手の板に散々お金をかけてきた私が
上級者向けカービングボードについてや、その選び方について思うことを
話していきたいと思います。
そもそも上級者向けカービングボードの定義って?
要は極端な板だと思うんですよね、それでもって遊びがない板。・めっちゃキレるエッジ
→メリット :抜群のエッジグリップ
→デメリット:ルーズさ0、すぐ引っかかる、逆エッジのリスク、カービングしか出来ない(やらない方がいい)
・バリ硬のフレックス
→メリット :バタつかない、内力・外力により大きな力がかかっても腰砕けにならず板が答えてくれる
→デメリット:鉄板みたい、たわみが感じられない
・バリ硬のトーション
→メリット :一発で大きな角付けと、その維持が可能
→デメリット:板を立てられるキャパがないと、立てた板が戻ってきて全然曲がらない、たわまない
さらにここで言うメリットとは ※ただし上級者に限る メリットであり
要はカービングに必要なスキルが無いと乗ってて良いことがない板だと言えると思います。
弘法筆を選ばず?太公望はルアーを選ばず?
そもそもそんな極端な板必要なの?「カービングに必要なスキル」とやらを持ってる人は
どんな板でもキレッキレなんじゃないの?
嘘かホントかと言った話ではなく
誰よりも深いターン!
誰よりも早いターン!
誰よりもキレのあるターン!
のような
絶対的で具体的な凄さを求めるなら、当たり前ですが弘法筆を選ばずというのは
当てはまりません。
スノーボードにおけるマテリアルの重要性
スノーボードにおいてマテリアルは非常に重要です。 私はカービングターンのことしかわかりませんが、カービングタ...
鈴鹿の130R 200キロオーバーで曲がりたいなら
そのポテンシャルがある単車に相応のタイヤを装着し攻める必要があります。
上手ければスーパーカブに乗りキレイで芸術的な走りをすることは可能ですが、
MotoGPで優勝するのは不可能です。

滑力10
少し古いですが、この滑力10の青木玲さんと松本卓さんの対談は
本当に参考になります。
道具を使うスポーツは道具に頼ることが重要であり
自分に合った道具を揃え、適切なセッティングを出す能力も
れっきとした実力の内です。
というわけでやはり一部の、カービングの世界でより高みを目指す人には必要な板と言えると思います。
よく名前が挙がるカービングボード
◆OGASAKA SNOWBOARDSCT
CT-S
FC
FC-X
◆GRAY SNOWBOARDS
DESPERADO
DESPERADO Ti
DESPERADO Ti TYPE-R
◆BC Stream | SNOW BOARDS
S
R2
H
RX
他にもOne Snowboardsの各シリーズなど。
カービングボードとしてよく候補になるものを適当に挙げました。
上記のほとんどの板は試乗したこと、あるいは所有していたことがありまして
詳細な乗り味等割愛しますがぜんぜん違う特性の板です。
ちょっと違うどころじゃないです。
全然違う板です。
同じようにハイレベルなカービングをするために作られた板にもかかわらず。
なぜこんなに違うのか?
ここがはっきりすれば板選びに迷うこともなくなるのでは...。
ダラダラ書くのもあれなので②に続く。
0 件のコメント :
コメントを投稿